大聖歓喜天

  • 大聖歓喜天
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 当山の歓喜天は秘仏とされています。象頭人身で二天が相抱く双身像です。一天は男天で、もう一天は男天で、もう一天は女天です。
 女天は、十一面観音の化身であり、その慈悲の心によって、元は魔王だった男天の欲望を満たし、それによって歓喜天が仏教の守護神になったといわれています。
 また、歓喜天は曼荼羅すなわち仏様の世界の中心にいらっしゃいます大日如来様が、私たちをお救いになるために、お姿を変えて出現されたお方でもあります。
 歓喜天に祈願すれば、一切の災いがなくなり、息災延命、心願成就、縁結びや子授けなどあらゆる願いをかなえられ、福徳と知恵を授けてくださいます。その御利益の尊いことから、江戸時代には将軍家が自分の関係する寺院以外では拝ませないようにしていたとの伝えもあります。当山の歓喜天様も、尾張徳川家の祈願所として開創され、領内の安寧を祈願し、日々浴油供養が行われていたと伝えられています。
 歓喜天とその修法(拝み方)は弘法大師が中国に渡り、招来したものです。そして、人々が幸せになるよう祈られた、真言密教の中でも特に大切にされる仏様です。興教大師は「必ずご利益があるから、嘘だと思うなら信じて拝んでみなさい。この天を信ずる者は、臨終のときに男天と女天に導かれて、必ず浄土に往生する」と説かれています。
 歓喜天の御供には、大根、酒、歓喜団と呼ばれる餡入りの揚げ団子が欠かせません。大根は病気を治して健康を保ち、酒は百薬の長であり、夫婦や仲間との和合を表します。また、団子は巾着型で、繁栄や裕福にする意味があります。
 長福寺は山号を歓喜山といい、お寺でも珍しく、歓喜天のためのお堂があります。皆様もぜひ、歓喜天をお参りいただき、ご利益をいただかれますよう、ご案内いたします。
 なお、下記の通り、ご祈祷を承りますので、ご希望の方はお寺までお申し出ください。
浴油供

毎月1日・16日早朝 3,000円(御札・御団付)

歓喜天に油を注いで供養する、最もご利益のいただける祈祷です。
華水供

歓喜天に清らかな水と季節の花を供えて供養する祈祷です

特別祈祷

随時(要予約) 10,000円(御札・御供物付)

特に歓喜天にお願いされたい方にお勧めいたします。

毎月16日 19:00より

歓喜天講(毎月のお参り)を行っております。
どなたでも参加できますので是非御参詣ください。